横浜技術士懇話会は1979年に発足して以来今日までその活動を続けて参りました。2000年からは
それまでの任意団体からNPO法人(特定非営利活動法人)にその体勢を変え、科学及び工学関係に
携わる技術者や大学生等への継続研修やその他各種技術支援による社会教育の推進、文化の振興
そして国際協力等の活動に寄与することを目的として会の展開を図ってきました。
その後2016年に任意団体に移行し所期の目的達成のため今日まで活動を続けて参りました。
昨今の技術トレンドを見ますとソフト面、ハード面でこれまでに類を見ないほど大きく革新的に
変貌を遂げています。これは我々技術者にとって、過去の経験や技術に甘んずることなく常に見直し
再チェックのルーチンを回すことを怠ってはならないとの警鐘と受け止めます。
この様なめまぐるしく変化する時代背景の中で、我が国の高い技術とその対応力が国内のみならず
国際的に是までに増して期待されているもと思います。
この様な時期においてこそ幅広い高い知見や経験、実績に裏打ちされた技術をいかに有効に活用そして
伝承して行くかが求められているものと考えます。
その意味で本懇話会が有する幅広い分野に亘る豊富で高い見識と技術力が、これ迄以上に重要な
役割を果たして行けるものと確信しております。新しい技術が次々と創出、実用化されている現在
、当懇話会は常に最新技術の動向に注視して研究、研鑽を重ねると共に、この技術を技術振興、社会発展
ひいては人類幸福のために活かして行きたいと思います。
また将来の日本を担ってゆく人たちの科学技術に対する理解を深める事にも貢献して行きたいと考えます。
本会は技術士に限らず広く一般の方のご参加も歓迎致しますので、少しでも私どもの会に興味を持ち会活動
の趣旨に賛同される方は遠慮なくご参加頂き、本会が進める種々の活動に加わって頂けることを願っています。
2019年1月
横浜技術士懇話会
会長 齊藤 一夫